大きな群桜の下で..
日本の美といえば ひとつに...
sakura
桜は日本人が愛してやまない花である...
先日
NHK 歴史秘話ヒストリアという番組で
「日本人と桜の物語」を興味深く観ておりました。
古くから桜の聖地は吉野の桜といわれ...
結婚する前の年でしたが、
母とちょうど この桜満開の季節時、
弟が学生時に一時、 京都に住んでいたこともあり その住処を拠点に、
醍醐寺の銘木桜から順繰り いろんな道 ~ 奈良の吉野三輪山の桜並木を...
ぐるりとプチ西国めぐりしたことを想い出しました。
そこで吉野葛や桜湯(桜茶)を頂いた茶屋の趣は、
味ともに格別でありました。
さらに、あらゆる日本蕎麦や中華麺という今まで食した麺類の中でと、いふならば、
未だにここ、長谷寺境内前にあるお蕎麦屋さんの三輪のにゅうめんがわたしの最高峰であります!
ここだけの話... 三人前食しました。
一度お出かけの際はご試食あれ♪
14年前のお味でありますが... (笑)
そして昨日...
ちょっと こんなお茶をみつけました♪
吉野本場の桜茶とは異なる茶でありますけれども... 。
こちら、不思議とほんのり~、
桜餅の葉の香りがします。
2011.04.15 @ setagaya art museum
思っていた以上に、深みがある美味しい茶でありました。
静岡産地の緑茶でありますけれど、おいしゅうございました。
そんな桜の咲く季節...
寺社を訪ね歩いた記憶を... 昨日、ちょっと辿ってみることになりました。
時はくだり...
平安時代... 桜に恋した天皇、、嵯峨天皇の時代であります。
この頃の貴族の花見といったら、それまで梅の花であったのかと知りました。
奈良にある興福寺の桜は、有名な秘話(桜対戦)がこの時代に謎めいてあるようですが、
花見は梅より...桜♪ という文化が生まれたのは、
どうやらこの秘話の頃のようであります。
今でいう代表的な染井吉野は、
江戸後期にオオシマザクラとエドヒガンの交配種だと考えられているようですね。
しかし庶民に花見が根付いたのは、江戸~明治の時代になってから。
その背景には、お忍びで殿方の贅沢なアソビであったとおもわれます。
懇親の花見のテーマーパークとして、
700本もの桜を秀吉が植樹されたという秘話は...
もちろん女共の為に... 。
2005.April @ kinuta_park 祖父母と...
このよき花見の為に、
側室や女中に一人三着の着物をそろえた、という秘話もあったり...
大変な時代にもかかわらず、ちょっとうらやましい話し?時代に思えてなりません。
花見という日本の文化は、
慶長3年(1598年)3月15日の 今から400年以上も前の一ヶ月前、
醍醐の花見からはじまったのかと知りました。
そして、この旅路で観た絵巻には、
桜と思われるモチーフが多く描かれているのがとても印象的でした。
花は鼻違いにして... その下を伸ばし...
なんだか... 得意満面、、にやりとした秀吉や平安貴族の面々が浮かびます... 。
しかし、花見といえば やはり私の聖地...
ここやはり地元、砧公園の桜であります。
2011.04.15 @ kinuta_park bicycle track
そんな桜の聖地へと昨日、 母とふたり...
14年前の西国の桜を懐かしみながら,
ここで楽しみました。
それは知られざる、多くの神仏像と共に語る素敵な女性との出会いがあったり...
彼女が語るとまた、新たな発見があったりで、
そんな神秘的な「かくれ里」に思いを馳せた彼女は、
もうこの世におりませんが、
再び旅に出掛けたくなるほどでありました。
素敵な彼女は... のちのはなし。
2011.04.15 @ kinuta_park
遠い過去に思いを馳せて、たまにはゆるりと散歩するがよし。
ばぁーば、楽しかったでありますょ。
さまざまのこと思ひ出す桜かな...
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